実は復興を阻害している復興基本法

投稿日: 2011年7月28日 | 投稿者: ★ちょろQコレクション★

実は復興を阻害している復興基本法

成立間近の2次補正予算だが、1.5次補正と言ってもいいくらいの小規模なもので、本格復興が始まるにはまだまだ時間が掛かりそうである。とうに本格的な復興が始まっていないといけないのにどんどん遅れているのは、菅首相が復興構想会議(不幸構想会議と呼びたくなる)などというばかげたパフォーマンスのあげく、まるで具体性の無いポエムのような提言をさせて時間を浪費したことにもよるが、国債発行の決定が財務省の思惑で遅れに遅れていることも大きな原因だ。

6月24日に公布された復興基本法(正式には「東日本大震災復興基本法」)では、あらかじめ償還の道筋を明らかにすることを発行の条件にしている。そんなものは日銀の直接引受けか全額買いオペをすればいいだけなのだが、これを増税の絶好のチャンスと考えた財務省の意向と、復興が遅れたほうが延命につながると考える菅首相の思惑が一致しているのだから、そんな決定をするはずがない。

これは三橋貴明さんが指摘していたことだが、そもそも復興の為の国債は「建設国債」で済むはずだ。これなら赤字国債(特例国債)と違い、菅首相が退陣条件の一つに挙げている「特例公債法」の成立は必要ない。復興のメインになるインフラの建て直しなど、公共投資の財源の為に発行するのが建設国債であり、これならすぐにでも財源を調達できる。しかし、財務省はそんなことは分かっていて、増税したいがために「復興債」という名目にこだわったのだろう。このように、復興基本法も復興構想会議も、復興を確実に遅らせているのである。

ところで、2次補正予算の成立が確実になったことから、産経新聞はこんな記事を書いている。

首相退陣3条件 補正通過でワンアウト
産経 2011/07/21
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/519106/

この記事の最後は「まずワンアウト! もっとも、『野球はツーアウトから』というから怖いよな…」という民主党執行部の一人の言葉で締めくくっている。与野党だけでなく、誰もが菅首相はまだまだ粘るつもりだと感じているのではないか。彼自身の言動からも「辞めないぞ」の強い意志が伝わってくる。だれもこの男を辞めさせることができずに、いつまでも居座らせることになるのだろうか。

テレビの国会中継で菅首相のいつもの不誠実な時間つぶしの答弁を聞きながら、「菅さん、今度の台風みたいにいつまでも居座るねぇ」と妻が言う、西日本に大きな被害をもたらした台風6号は四国を目指してゆっくりと北上した後、四国の手前で殆んど止まったようになり、その後一旦四国に上陸した後、また海上に戻るという迷走をした。しかもその後もゆっくりと東に進んだ後、菅首相はじめとする民主党のお得意のブーメランのようにUターンした。

私が「名前は”ブーメラン台風”がええかな、それとも、いつまでも日本の近くに居座ってるから”ナオト台風”と名づけようか?」と言うと、妻は「台風には女性の名前をつけるんよ。”ノブコ台風”がええんと違う?」と言う。
しかし、
台風6号のほうはあと数日で熱帯低気圧になって影も形もなくなるだろうが、台風ではないほうの”ノブコ”はファーストレディの座を、そして”ナオト”の方は首相の座を手放す気はさらさらなさそうだ。

 

 

 

この二人はきっと、「スリーアウトになっても、チェンジにはならない」と考えている。

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