惑星Xは、ニビル・エレーニン・ネメシス・テュケー?? 9月26日エレーニンは悪さをしない????

投稿日: 2011年8月29日 | 投稿者: ★ちょろQコレクション★

2012年終末予言に絡んでくる天体にはいろいろな名前のものがあるので、ここで整理してみたい。

エレーニン

youtube上で「9Nania」というニックネームの女性が、東日本震災前の3月8日に「3月11日から15日の間に何か起こる」と予言した。そしてそれは現実のものとなった。

彼女の説によれば、地震を引き起こすのは長楕円軌道を描く「エレーニン彗星」であるという。彼女は、天体がエレーニンと合わせ一列になったときに何かが起きるのだと主張する。したがって軌道を計算していくと「9/11、9/26、10/17、11/23にも大きな地震が起こる」と予言した。

(9Naniaさんの動画)

なお、エレーニン彗星はロシアの天文学者Leonid Eleninによって発見された。中心部分の直径は3~4キロメートルほどとされているが、実は中性子であり重量が木星程度あるのではないかと噂されている。

9Naniaさんによれば、2010年2月27日の南米チリでのM8.8の地震もエレーニンのせいだと言っている。

さらに2011年の9月頃には次のような配置になる。

(彗星エレーニンに対する個人的感想)
2010年のチリの地震がエレーニン彗星のせいだとするのは、例え重量が木星クラスだったとしても無理がある。それに、重力で地震が起こるためには必ずしも天体が直線上に並ぶ必要はない。その2点で科学的な予言とは言えない。

ただし、もしも本当にエレーニンが巨大な重力を持つとするならば地球に接近する9月ごろには大変なことになってしまう。さらにマヤの終末予言の彗星説を思い起こさせる点が非常に気がかりである。

とにかく、この彗星の重量が信憑性の核心となるのだが、今のところ発表されたものはないようである。

ニビル

ニビルは、考古学者ゼカリア・シッチンがバビロニア神話を解読して提唱した惑星であり、超楕円軌道で太陽を回っているとされている。公転周期は3600年。いろいろな神話や予言に記録されている不吉な星はニビルではないかとされる。さらに、ニビルは木星の4倍の質量を持つ惑星であり、これが近づくことで地球に地震・津波などの大災害を起こし、最終的にはポールシフトを引き起こすということだ。はるか以前のニビル接近のときには、ティアトマと呼ばれる惑星が割れて現在の地球になったらしい。このニビル接近説が、最近の2012年終末予言と絡み、その名前が注目されてきた。

ただし、NASAはニビルの存在を完全否定している。
http://astrobiology.nasa.gov/ask-an-astrobiologist/intro/nibiru-and-doomsday-2012-questions-and-answers
(※ニビルは彗星エレーニンとは別のものであり、NASAはエレーニンの存在は認めている。)

(ニビルに対する考察)
ニビルに関してはいろいろな情報が飛び交っているが一貫性がない。例えば赤外線でなければ見ることが出来ないと説明しているにもかかわらず、その横の照明写真は自然光の写真だったりする。また、先日までは2012年12月22日に再接近するとされていたが、最近ではエレーニン彗星の後ろに隠れて2011年9月11日に再接近するという説に変わっていたりする。ひとことで言うなら非常に疑わしい存在である。
ただし、なんらかの天体がある一定の周期で地球に接近し、過去に何度かの文明を滅ぼしてきたという説には説得力を感じる。それがエレーニンであるかニビルであるか何かはわからないが・・
以下は、ニビルではないかもしれないが関連する記事である。

また、陰謀的な影を感じるのは次の記事である。

ネメシス

シカゴ大学の古生物学者であるデビッド・ラウプとジャック・セプコスキーによると、地球の生物は約2600万年~2700万年ごとに大量絶滅を起こしているという。彼らはその周期の原因が太陽の伴星ではないかと仮定した。「ネメシス」はその天体の名前であり、神の怒りという意味を持つ。ただし、今のところそのような天体は見つかってはいない。

テュケー

2010年11月、木星の4倍の質量をもつ惑星が存在する可能性についての論文が発表された。ただし、それはまだ推測の段階であり実際に存在するかどうかの検証が必要である。NASAは検証には少なくとも2、3年はかかるとの見解を発表した。NASAが2009年に打ち上げた新型の赤外線宇宙望遠鏡「WISE(ワイズ)」のデータからこの「第9惑星」が見つかるかもしれないと期待されている。
http://www.asahi.com/science/update/0222/TKY201102220208.html
http://www.astroarts.co.jp/news/2011/02/21tyche/index-j.shtml

それぞれの天体についてまとめると下記のようになる。

テュケーが現在2012年終末予言に絡んで騒がれているニビルと同一の星である可能性はない。NASAの新型の赤外線望遠鏡でさえも捕らえているかどうかわからないものが、Youtubeなどで多数アップされているということは辻褄があわない。また、テュケーは現在地球から相当遠い距離にあるはずである。
ただし、疑問なのはNASAがニビルについて否定したときの理由としてそのような星があるならば既に見つけているはずだ、と説明しているのに対し同じような星であるテュケーの場合は検証に2~3年かかるとしている。これは明らかな矛盾ではないだろうか?

NASAジェット推進研究所・地球近傍天体プログラム(スペースガード計画)のDon Yeomans氏と同宇宙生物学研究所のDavid Morrison氏が、エレーニン彗星にまつわるさまざまな疑問を解消すべく回答しているので、紹介しよう。

1.エレーニン彗星が地球に最接近するのはいつですか

2011年10月16日に約3,500万kmの距離まで最接近すると見られています。最も明るく見えるのはその直前の時期です。

2.月より近くまで接近することはないのですか

地球~月の平均距離は38万kmなのでそれより近づくことはありません。はるかに遠くを通過します。

3.地球のプレート活動や潮汐など、彗星接近による影響はないのでしょうか

インターネット上などで「エレーニン彗星と他の天体との直列で地球に影響が及ぶ」、あるいは「外的な力により彗星が予測よりも近くまでやってくる」といった声があるようですが、それは間違いです。「おおよそ並んだ位置にある」からといって影響は全くありませんし、軌道をずらしてしまうような天体もありません。

それに、エレーニン彗星は比較的小さい彗星です。氷がゆるく固まった密度の低い物体なのです。3,500万km先にあるそのような物体が海の干満に影響するくらいなら、私が乗っている小型バイクの方がまだ影響が大きいでしょう。

4.エレーニン彗星が太陽の前を通過して夜が3日間続くと聞きましたが

地球から見てエレーニン彗星が太陽面を通過することはありません。もし通過したとしても、直径が3~5kmですから太陽を隠すには小さすぎます。

5.エレーニン彗星が褐色矮星という説があるそうですね。その重力で他の彗星などの軌道に影響があるでしょうか

彗星と褐色矮星はまるで違うものです。これが褐色矮星だということはありえません。どんな物体でも重力を持つとはいっても、彗星は軽すぎてそのような大きな影響力はありません。

6.太陽系外縁に黒色または褐色惑星があっても決して見ることはできないんですよね

そんなことはありません。赤外線で観測したり、その重力による周りの天体への影響を調べたりすることができます(参照:2011/2/21ニュース「新たな「第9惑星」発見はいつ? NASAが疑問に答える」)。太陽系の中には褐色矮星が存在しないことがわかっていますし、黒色矮星というものは実在しません。

7.エレーニン彗星は肉眼で見ることができますか。1997年のヘール・ボップ彗星の時は見逃してしまいました

確実なことは言えませんが、今のままで行けば、最接近時に暗い空で双眼鏡で見えるくらいで、数十年に一度という明るさを誇ったヘール・ボップ彗星の再来にはならないでしょう。

派手な天体ショーにはなりませんし、もちろん地球への影響もありえません。しかし、このような比較的若い彗星が太陽系の果てからその内側までひょっこりやってきて、その後は何千年も戻ってこない。そう考えるととても貴重です。

8.NASAの研究者はこの彗星を「wimpy(弱虫、軟弱)」と言っているようですが、なぜですか

微かにしか見えないと予測されているからです。ヘール・ボップ彗星は肉眼でもかなり明るく見えましたが、エレーニン彗星は全く違います。最接近の時にも、人里離れた暗い空で双眼鏡がないと見えないと予測されます。

9.NASAがエレーニン彗星について情報をあまり出さないのはなぜですか。大して心配しなくていいのならそのことについてもっと周知すべきだと思います

あまり明るくならないだろうと予測されているからです。1年間に数個の彗星が地球に接近していますが、その全てが大々的に話題になるわけではありません。実際には、インターネット上でさまざまな憶測が飛び交っているエレーニン彗星は本来よりもずっと注目を浴びているくらいです。もし衝突などの危険の可能性がわずかでもあれば、「Asteroid Watch」などNASAのウェブサイト上でもお知らせします。

10.NASAがエレーニン彗星を通常の彗星に比べて何度も観測していると聞きましたが。表向きはあまり騒がれないようにしているということですか

話題になっている天体なので世界中のアマチュア天文家による観測機会が増えていると考えられ、そこから来た噂なのかもしれません。

NASAのスペースガード計画では、地球の比較的近くを通過する彗星・小惑星の検出や追跡観測を行ってその特性や軌道を調査し、地球に危険を及ぼす恐れがないかどうかの監視を行っています。しかしそれ以上の観測をNASAが行うことはありません。

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