日本が「TPP」に参加する具体的理由は「ない」のに、アメリカの罠だよ!

投稿日: 2011年11月4日 | 投稿者: ★ちょろQコレクション★

◆日本が「TPP」に参加する具体的理由は「ない」


By
Gobierno de Chile

なお、なぜ日本がTPPに参加しようとしているかという理由については、PDFファイル「包括的経済連携に関する基本方針(日本語版)」に一応、以下のように書いてあります。

さらに、アジア太平洋地域においていまだEPA交渉に入っていない主要国・地域との二国間EPAを、国内の環境整備を図りながら、積極的に推進する。FTAAPに向けた道筋の中で唯一交渉が開始している環太平洋パートナーシップ(TPP)協定については、その情報収集を進めながら対応していく必要があり、国内の環境整備を早急に進めるとともに、関係国との協議を開始する。

どこをどう読んでも理由になっていないのですが、最後の「経済連携交渉と国内対策の一体的実施」にそれらしい理由が書いてあります。

主要国・地域との間での高いレベルの経済連携強化に向けて、「国を開く」という観点から、農業分野、人の移動分野及び規制制度改革分野において、適切な国内改革を先行的に推進する。

「国を開く」と書いているので「開国」と間違いそうですが、日本は鎖国していません。

(1) 農業

高いレベルの経済連携の推進と我が国の食料自給率の向上や国内農業・農村の振興とを両立させ、持続可能な力強い農業を育てるための対策を講じるため、内閣総理大臣を議長とし、国家戦略担当大臣及び農林水産大臣を副議長とする「農業構造改革推進本部(仮称)」を設置し、平成23年6月めどに基本方針を決定する。さらに、同本部において、競争力強化などに向けた必要かつ適切な抜本的国内対策並びにその対策に要する財政措置及びその財源を検討し、中長期的な視点を踏まえた行動計画を平成23年10月めどに策定し、早急に実施に移す。

その際、国内生産維持のために消費者負担を前提として採用されている関税措置等の国境措置の在り方を見直し、適切と判断される場合には、安定的な財源を確保し、段階的に財政措置に変更することにより、より透明性が高い納税者負担制度に移行することを検討する。

国内生産維持のために消費者負担を前提として採用されている関税措置等の国境措置の在り方を見直し」というあたりがおそらくTPPと関連ありなのではないかと。

(2)人の移動

看護師・介護福祉士等の海外からの人の移動に関する課題にどう取り組むかについては、「新成長戦略」に掲げる「雇用・人材戦略」の推進を基本としつつ、国内の人口構造の将来の動向や、国民の雇用への影響、海外からの要請、さらには我が国経済発展及び社会の安定の確保も踏まえながら検討する。そのための検討グループを国家戦略担当大臣の下に設置し、平成23年6月までに基本的な方針を策定する。

国内の人口構造の将来の動向や、国民の雇用への影響、海外からの要請、さらには我が国経済発展及び社会の安定の確保も踏まえながら検討」ということで、露骨に「海外からの要請」と書かれており、TPPは黒船よりも危険きわまりないにもかかわらず、勘違いしています。

(3)規制制度改革

国を開き、海外の優れた経営資源を取り込むことにより国内の成長力を高めていくと同時に、経済連携の積極的展開を可能にするとの視点に立ち、非関税障壁を撤廃する観点から、行政刷新会議の下で平成23年3月までに具体的方針を決定する。

(以上)

国を開き、海外の優れた経営資源を取り込むことにより国内の成長力を高めていく」ことと「非関税障壁を撤廃」というようにして、今のTPPの状況を見る限り、結論がよく読むと明らかに矛盾しています。海外の経営資源を取り込んで国内の成長力を高めることと、非関税障壁を撤廃することには実はあまり関係が無く、さらにTPPはもっと関係がありません。

一体、TPPとは何なのか、上記の説明だけでは釈然としないはずです。そこで、さらに次の記事では「TPPの裏」で本当は何が起きているのか、その正体を見ていくことにします。

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